ネタバレ&感想!映画『ボア』は超巨大イノシシが人を薙ぐ、ちょっぴりホラーな作品!

© PIG ENTERPRISES 2018

こんにちは、映画ブロガーのとあるです!

 

今回は2019年6月19日よりGEOで先行レンタルを開始した作品で、ありえないほどに巨大化したイノシシが次々と人を襲い、暴れまくる…猪突猛進系のアニマル・パニック・アクション映画、

 

ボア

 

ボア boar 映画

© PIG ENTERPRISES 2018

 

についてお話しします!!

 

GEOはよくアクションやホラーといったジャンルを先行に持ってくることが多い傾向にありますが、こういう動物パニック系のアクション映画を扱うのは何だか珍しい感じがしますね!

 

少し前にアントニオ・バンデラスエイドリアン・ブロディらが出演するバレット・ヘッドという映画を泥棒×殺し屋×狂犬の戦慄アニマル・アクションみたいなノリで推していましたが、

 

そちらが結局ヒューマンドラマの気が強い作りだったのに対し、ボアの方では巨大イノシシの繰り出す突進やそれに対抗する人間の攻防などがきちんと描かれていそうな予感がしたので鑑賞してみましたー。

 

 

日本では劇場未公開なことや明らかなB級臭が少し気になったりもしますが…物は試しということでね(-_-;)

 

ところでこの“ボア”って単語を目にしたとき、自分の頭の中ではヘビの存在がニョロニョロとよぎったんですよね。というのも昔ボアVSパイソンって映画がありまして…。

 

(C)2004 BLAZE PRODUCTIONS LLC.ALL RIGHTS RESERVED.

 

その中では2匹の大蛇が出てくるんです。あとあと調べてみたところ、ボアもパイソンもヘビの種類を指す言葉みたいなんですよねー。

 

その時はふーん…と納得して終わったのですが、今度は本作ボアが巨大イノシシをテーマに描かれた作品として登場したのであれれ?ボアってヘビのことなんじゃないの?とびっくり。

 

どうやら日本語の読みでは同じでも、アルファベット表記にしたときに違いがあるみたいで、

 

・boa=ヘビの一属、一科

・boar=イノシシ、去勢していないブタ

 

と違いがあるそうです。いやー、何かどうでもいいところで一つ賢くなりましたw

 

さて、余談はここまでにして映画ボアの詳しいネタバレや感想、評価をお話ししていきたいと思いますが、まずは本作の作品情報から追っていきましょう。それでは…どうぞ!

 

作品情報

主なスタッフ

 

監督、脚本、製作:クリス・サン

 

脚本:クリスティ・ダラーズ/製作:クリス・マリック、クリスティン・ハズビー/撮影:アンドリュー・コーダー/音楽:マーク・スマイス

 


 

クリス・サンって名前に聞き覚えがなかったので初めましての監督だなーと勝手に思っていたのですが、調べてみたらなんと2019年5月8日より日本でもレンタル&配信が開始された拷問男の監督・脚本を務めていた人物であることが分かりました。

 

表題ともなっている拷問シーンではかなりのゴア表現で観ている側を震え上がらせながらも、切なさを含ませたストーリーがたまらない佳作であった拷問男

 

ボアにおどろおどろしい雰囲気を感じるのは、彼がオーストラリアホラー界を牽引する人物の1人だからでしょうか?

 

主なキャスト

 

バーニー:ネイサン・ジョーンズ

 

デビー:シモン・ブキャナン

ケン:ジョン・ジャラット

ブルー:ロジャー・ワード

 

サーシャ:メリッサ・トカウツ/ブルース:ビル・モーズリー/エラ:クリスティン・リー・ブリテン/ロバート:ヒュー・シェリダン/バート:グリフィン・ウォルシュ/ボブ:スティーブ・ビズレー

 


 

こういう動物パニック系の映画には最早必須(?)なムキムキ兄貴枠には、マッドマックス 怒りのデス・ロードで武装集団の首領であるイモータン・ジョーの息子リクタス・エレクタスを演じたネイサン・ジョーンズ!

 

211cmの長身に筋骨隆々のその体、そしてオマケにスキンヘッドとドウェイン・ジョンソンもびっくりな体格を持つ彼が一体どのようにボアと戦いを繰り広げていくのか。未鑑賞の方の気になるところではないかと思います。

 

ちなみにブルース役を演じたビル・モーズリーとは、本作の監督・脚本・製作を担当したクリス・サン監督のCharlie’s Farm(原題)で共演しているようですね。

 

ストーリー

 

美しいオーストラリアの奥地で牧場を営んでいる弟に会う為、車を走らせていたデビー一家。

とある町に立ち寄った際、原因不明の巨大生物による家畜の被害を耳にする。その夜から巨大な何かが次々と住民を食い殺していく…

そしてついにはデビー一家のもとへも巨大なイノシシの影が忍び寄る。必死に抵抗する彼らに待ち受ける結末はいかに…果たして彼らは生き残ることができるのか!?

 

ゲオオンライン『ボア』特集より

 

予告動画

 

※日本語版予告のリンクを貼れなかったので、この予告動画は字幕なしの海外版となります。

 

BOAR Theatrical Trailer 2018

 

ネタバレ、結末

 

※この項は約2分ほどで読めますが、映画ボアのストーリーを結末までネタバレしていますので、お気を付けください。

 


 

干ばつの被害著しいとある田舎町。近くの農場では柵が破られ、家畜が被害に遭うという事件が多発していました。

 

そんなある日の夜、農場で柵の修理を行っていたケンと友人ブルーは遠くに無許可のキャンプを発見します。

 

近づいてみるとそこでは1頭の超巨大なイノシシがテントの中の男女を食い殺しており、近頃の家畜被害の犯人がこのイノシシであることが判明しました。

 

ブルーは咄嗟に持っていたライフルでイノシシを撃ち抜いたものの致命傷とはならず、逃走を許してしまいます。

 

弾薬を切らし、乗ってきた車からも遠く離れてしまった彼ら。生死を案じたケンはブルーに車と弾薬の調達を頼み、自身は付近を調査することに。

 

しかしその結果、物資調達中のブルーも後に男女の仲間2人を発見したケンも闇夜から現れたイノシシに襲われ、命を落としてしまうのでした。

 

次の日、帰りの遅いケンを心配する娘のサーシャは自身の運営する店に訪れた大男バーニーに2人の捜索を頼みます。

 

バーニーはその後、予定していた妹家族との川遊びを早々に切り上げて車で捜索に向かいましたが、道中でイノシシに追突されて車は横転。

 

イノシシはバーニーを心配してやってきたデビーの夫ブルースを突き飛ばし、娘エラの彼氏であるロバートを彼女たちの目の前で突き刺して去っていきました。

 

悲嘆に暮れるエラですが、ずっと川に留まってはいられません。デビーたち家族は車を脱出してきたバーニーと合流し、逃げ始めます。

 

追跡を続けるイノシシは手始めに長男のバートを連れ去ると、その後、あばら家に逃げ込んだデビーたちをも襲撃。

 

バーニーは自身が盾となってデビーたちを逃がし、決死の覚悟で戦いを仕掛けるも終始劣勢を強いられました。

 

一方、デビーとエラは動物の火を避ける習性に則って焚き火や松明を作成しましたが、バーニーを倒して追ってきたイノシシに足元をすくわれて襲い掛かられます。

 

もうダメかと思われたその時、店を空けて捜索に来ていたサーシャが焚き火の存在に気づき、車ごとイノシシに激突。

 

彼女に救出されたデビーは荷台にあったライフルを撃ち、イノシシの息の根を止めることに成功するのでした。

 

しかし自身の命は助かったとはいえ、他の家族たちとはもう2度と会うことが出来ません。彼女たちは失意の中で車を走らせます。

 

するとすぐ前方に2組の人影が。よく見てみるとそれはバーニーとバートでした。彼らは生きていたのです。

 

互いを労い、先程より少しだけ元気を取り戻して町に戻るデビーたち。彼らはそのすぐ後ろを追う巨大なイノシシの存在に気がつくことはありませんでした。

 

スポンサーリンク

感想

残念なホラーテイスト

 

なるほどなるほど…こういう攻め方で来たわけか~。

 

巨大イノシシが暴れ回るパニック・アクションと聞いて、血、牙、銃、イェーーー!!!と頭をスッカラカンにして鑑賞していた自分はちょっと面食らいましたww

 

作中に出てくる巨大イノシシは文字通り猪突猛進なパワーアタックもするけれど、闇に紛れて背後から牙グサァァァ…なんてスニークプレイもしてのけるし、

 

イチャつきカップル即襲撃、単独行動するやつ即襲撃…と、ホラーの定石も分かっているなかなかのキレ者。

 

拷問男などの作品を手がけているクリス・サン監督らしく、ホラーテイスト強めなアニマル・パニック・アクションといった感じの作品ですね、これは!

 

海外版のポスターを見てみても、日本版よりも物々しい雰囲気漂う印象を受けます。

 

ボア boar

© PIG ENTERPRISES 2018

 

でもまぁ、このホラーテイストな作りなんですけど、作品の面白さに直結していたか?と考えるとちょっと別問題で…正直、残念だったところも。

 

巨大イノシシの繰り出す無情なる殺戮への恐怖の煽り方、襲撃時のゴア表現はまずまずだったものの…。

 

動きが異様にヌルヌルだけど迫力には富んでるCGイノシシや、まるで赤べこのように首を振ってるだけのハリボテイノシシなど、登場シーンによってイノシシの造形がバラバラな上にサイズまでマチマチ。

 

襲撃シーンは大体がハリボテの方なんですけども、絵的には古臭さが勝っちゃって物足りない印象を持ちました。

 

また巨大イノシシによって明らかに顔面を串刺しにされた女性が次のシーンでは普通に喋っているなどの不整合性や、

 

のちに退場する人物たちのシーンだけで本編の5分の3が占められたり、主人公が誰なのかイマイチ掴めないまま進むストーリーのテンポの悪さ…など、

 

作品を楽しむ上での障害も多いために、ホラー的な静けさがただの退屈な時間へと成り果てていたように思います。

 

飽和状態なサメ系パニック・アクションと違ってイノシシの出る映画は物珍しいので、自分としてはもっとド派手にやって欲しかったというのが正直なところです!

 

ネイサン・ジョーンズの役が惜しい…

 

自分がこのボアで最も惜しいなー…と感じたのは、元プロレスラーで211cmもの長身を誇るネイサン・ジョーンズが演じたバーニーの使い方。

 

終始化け物に圧倒されるだけの物語に突然力自慢の大男が出てくるんだから、牙の1本や2本余裕でへし折ってくるようなアツい展開を期待したんですが、

 

突進してくるイノシシを体ひとつで受け止めることもなく、ただただ他の家族と逃げ回るだけのつまらない役になっちゃっていました…。すごくもったいない…。

 

最近の作品に例えるとMEG ザ・モンスターで古の巨大サメ相手に大立ち回りを演じたジェイソン・ステイサムや、

 

スカイスクレイパーで超高層ビルでの大暴れを見せた“ロック様”ことドウェイン・ジョンソンなどと同じような、

 

いわゆるスーパー無敵兄貴枠としての活躍を望んでいたのに、なんでイノシシへの恐怖のみに焦点を当てて撮っちゃったんだろう…と思わずにはいられません。

 

申し訳程度に一騎打ちのシーンなんかもあるけれど、やっぱりイノシシの方が強くてバーニーのパンチはまるで通じないし、戦いはずーーーっと劣勢だったのにラストではあの登場。

 

そこを端折るんじゃねぇ!!どう窮地を脱したかについて説明しろや!!!と怒り心頭、不完全燃焼です…。

 

川遊びのシーンではまるで子どものように邪気のない笑顔を見せたり、パブでは悪質な客に対して喉輪落としをキメたりと、

 

巨大イノシシとの対峙シーン以外では魅力的な描かれ方をされていたばっかりに、もっと彼の活躍する姿を観られなかったことがとても残念に思えました。

 

スポンサーリンク

評価、まとめ

 

あるようでないような単純過ぎるストーリーに、ハリボテとCGで大きく挙動の違うイノシシ…さらにはネイサン・ジョーンズという巨大生物に立ち向かうスーパー無敵兄貴枠のような俳優ですら有効に利用しないキャラの使い方など、

 

もはやどこを楽しめばいいのか分からないレベルの映画だった本作。B級映画を楽しんで観ちゃう自分でもさすがに虚無な時間を味わいました…本気で感想に困る駄作だこれはww

 

というわけでボアを点数にして表すならば~

 

とある
とある

26点!!

 

といったところでしょうか??

 

今回お話ししたボア2019年6月19日よりGEOで先行レンタルを開始しています。また店舗に行かなくても「ぽすれん」などのサービスを使えば自宅に宅配してもらうこともできますよー。

 

映画鑑評巻史上最も評価点数の低い映画ですが気になる方は観てみてくださいw

 

それでは今回はこの辺で。本記事に対するご意見、ご感想はコメント欄によろしくおねがいします。ではでは!

コメント

  1. 26点…まれに観る酷い点数ですね(笑)
    一瞬借りに行こうか?と迷いましたが…借りなくて良かった💦
    レビューありがとうございました。

    • とある とある より:

      B級作品に甘い自分でもこの点数なのです(-_-;)
      気になったものは観た方がいいといえどもこれはオススメしませんww
      こちらこそ読んでいただきありがとうございます!!