大人になったあなたにもプーが届けるメッセージ『プーと大人になった僕』を観た!ネタバレ&感想批評

 

こんにちは!とあるです!

 

今日お話しする映画はユアン・マクレガー主演

 

プーと大人になった僕

 

(C)2018 Disney Enterprises, Inc.

 

です!!!

 

公開翌日に観てきましたよー\( ‘ω’)/

 

あの『くまのプーさん』が実写化されるということで公開前から大きな反響を呼んでいた今作。

気になったので観ようとは思っていたのですが、実のところ自分は『くまのプーさん』をあまり知らなくてですね…(汗)

 

予習として鑑賞前に『くまのプーさん完全保存版』を観てから映画に臨むことにしました。

これが結果的に今作をより楽しめることにも繋がったので、これから観ようと考えている方はぜひチェックすることをオススメします!

 

ストーリー

 

 

かつて「100歳になっても、きみのことは絶対に忘れない」と約束を交わしてプーと別れた少年クリストファー・ロビン。

月日が流れ大人になった彼は、愛する妻や娘とロンドンで暮らしながら、旅行カバン会社のウィンズロウ社で多忙な日々を送っていた。

しかし、忙しすぎるゆえに家族との約束も守ることができず、思い悩んでいた彼の前に、かつての親友プーが現れ……。

 

映画.comより

 

予告動画

 

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ネタバレ

 

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感想&レビューを読む

 


 

老舗ウィンズロウ商社の旅行カバン部門で働くクリストファー

ある日、彼は無能な上司から週明けの会議までに30%のコスト削減案を出すという無理難題を言い渡されてしまいました。

前々から企画していた家族旅行にクリストファーが行けないことを知った妻のイヴリン、娘のマデリンは大きく落胆し、家族の距離は離れていきました。

 

一方100エーカーの森では、プーが仲間を探し回っています。

すると不思議なことにロンドンにある小さな公園に迷い込んでしまいました。

対策を練るプーがベンチに座ると、たまたま来たクリストファーがやってきて、奇跡の再会を果たすのです。

 

クリストファープーを家に泊めることにしますが、自由奔放な行動に振り回されるうちに苛立ちを覚え、森に送り返そうとします。

森に続くうろがある樹の近くでは、旅行のために来た妻と娘が滞在しているため、バレないようにこっそり歩きます。

 

うろまでたどり着いた2人。

素っ気なく送り出すクリストファーでしたが、プーの悲しそうな後ろ姿に何度も振り返ってしまいます。

ついに折れたクリストファープーと共に森を向かい、皆を探すことにしました。

 

クリストファープーにコンパスを渡し歩き始めます。

しかし、次第に同じ道を歩いていることに気づきました。

プーズオウヒイタチプーたちが恐れる空想上の怪物)の家を避けて進んでいたのです。

 

いもしない怪物をよけてぐるぐる歩かされたクリストファーは怒り心頭。

うなだれるプーはいつのまにか姿を消してしまいました。

 

その後、一人で歩いていたクリストファーは川上からイーヨーが流されてくるのを見つけます。

なんとか助け出したクリストファーでしたが、イーヨーは彼のことをズオウだと信じて疑わず、その後会った森の仲間たちもそうでした。

 

クリストファーは芝居を打つことにしました。

カバンをズオウに見立ててぼこぼこにするのです。

ズオウから守ってくれた、彼は本物のクリストファーだと確信した森の仲間は今までの非礼を詫び、迎え入れるのでした。

 

その後、クリストファーは2人の秘密の場所でプーを見つけますが、しばらくそこで語り合ったあと、眠りについてしまいました。

起きてみると翌朝、つまり会議の日の当日です。

クリストファーは慌てて森を去り、一人ロンドンへ向かいました。

 

クリストファーが帰ったあとの森では、ティガーが彼のカバンから書類を抜いて、小枝などを入れたことがわかり大騒ぎ。

プーは森の仲間たちと書類を届けることにしました。

 

途中、テニスコートで遊ぶマデリンに存在をばれてしまいましたが、彼女はクリストファーが幼いころに描いた落書きを見ていたため、プーたちを知っています。

マデリンプーたちの目的を知り、行動を共にすることにしました。

 

それからしばらくしてクリストファーは会社の会議に出席しました。

上司に進行を任された彼は配布資料を配ろうとするも、カバンの中身は小枝やドングリ。

 

絶体絶命なその時、部下から妻のイヴリンが来社していることを告げられます。

彼女はマデリンが残したロンドンに行く旨の置手紙を見て、後を追ってきたのでした。

娘の行方不明を知ったクリストファーは会議を抜け出して、捜索を始めました。

 

一方その頃、マデリンは森の仲間たちを旅行バッグに詰め込んで、ロンドン市内を走りまわっていました。

しかし会社に向かう道中でプー以外の仲間はバッグから飛び出してしまい、捜索のために走行していたイヴリンの車のフロントガラスに落ちました。

森の仲間たちからマデリンが会社に向かっていることを知ったクリストファーは再度、会社へ向かうのでした。

 

先に会社にたどり着いたのはマデリンですが、会社に入る前につまづいてしまい、持ってきた書類を風に巻き上げしまいました。

後から来たクリストファーたちはマデリンプーの努力を認め慰めますが、手元に残った1枚の資料を見て思いました。

 

「見方を変えれば…。」

 

手に持った資料の上下を逆さまにしたクリストファーは興奮した様子で会議室へ走り出しました。

 

会議室に入ったクリストファーは重役たちの前で社のターゲット層をピラミッド図にして表した1枚の資料を映したのち、資料を回転させ、図を逆三角形にして言いました。

 

「我が社の顧客は富裕層に絞られていた。でも労働者階級の方々はその何倍もいる。そこをターゲットにしたら売上が伸びる。」

と。

 

「そのために“何をする?”」

という社長の問いにクリストファーは、

「“何もしない”」

と答えました。

 

驚く重役たちに続けて 、

「何もすることがなければ、何をします?家族と過ごしますよね。家族と何しますか?旅行に出かけたりしますよね。」

と言い、社全体の有給休暇と格安バッグの製作を提案しました。

 

庶民が働き詰めでなく、旅行に行けるようになることでバッグの売上も増えるというのです。

提案に憤る上司に対し、社長は

「“何もしない”ことが最高の何かに繋がるということか。」

と言い快諾しました。

それは奇遇にもプーの口ぐせでもありました。

 

その後100エーカーの森には、森を訪れたクリストファーイヴリンマデリンと森の仲間の姿がありました。

 

感想&批評

“何もしない”の魅力

 

Twitterを見てみると、プーの、

「僕は“何もしない”を毎日やっているよ。」

という言葉や、

それって風船よりも大切?」

と言った言葉が取りだたされ、

 

「仕事休も。」

「会社辞めよー。」

というツイートが多く散見されました。

 

確かに“何もしない”は魅力的ですが、もちろんそれに従っているようではだめで、

もしそんなことをしたらプー悪魔ですよね。

 

「ちゃんとやろうよ!」という天使に対し「いいじゃん。もうやめようぜ。」と囁く悪魔。

 

しかし「“何もしない”ことは最高の何かに繋がる」ということは、

新たな気付きや視点を与えるものだといえます。

 

その結果がラストの提案にも影響しているのです。

 

盲目的に取り組む、何かを過信することは危険です。どんなに体によくても納豆だけ食べてたら体壊しますよね。そう、すべてはバランス。

 

それを今作では、プーが、

一歩引いてみるという選択肢を与える役として、

クリストファーはそれを受け取りつつも、

大人として仕事や家庭の責任を果たす役を担っているのではないかと思いました。

 

 

心情の変化の描写がいい!

 

働きづめで本来持っていた良さを失ってしまったクリストファーと過去の空想としまいこんでいたプーが出会い、次第に心を溶かしていく。

物語はそうして進んでいくのですが、その心の変化の過程の描き方がいいと思いました。

 

特に、プーを森に送り返すために乗った電車の車内と会議に向かうため乗車した電車の車内の対比。

 

予告では、プーが車窓から見えたものをいうゲームをしていましたね。

帰りでは、なんとクリストファーがそのゲームをしています。

 

子どもの心を取り戻しつつあることがよくわかりましたね。

 

予定調和は否めない

 

今作を評価するとしたら、よくまとまった作品になっていると思います。

しかしそれと同時に飛びぬけてよかったというものはなかったように感じました。

 

キャラ付けにしても、不器用な主人公、愛想を尽かす家族、抜けているようで核心をついたことをいう仲間、嫌味な上司、理解のある社長とよくある構成です。

そこにくまのプーさんという要素が加わることで、やっと1つの作品として生きてくるのだと思いました。

 

こう終わるべくして終わった作品でしたが、そこに持っていったクリストファーの提案に少しインパクト不足を感じました。

自分がその時代の社会背景をそこまで意識していなかったからかもしれませんが、

「その手があったか!」とまではならなかったんですよね…。

 

アニメ版のくまのプーさんを観よう!

 

プーと大人になった僕ではアニメ版のくまのプーさんを観ているとより楽しめるシーンが多くあります。

しかしそれと同時に、観ていないとよくわからないことが物語のカギとなる部分にもあるのです。

 

例えば、今作でプーが口癖のようにいっており、予告動画にもある、

 

「僕は何もしないを毎日やっているよ。」

 

という言葉。

 

これはもともとクリストファー・ロビンの言葉から生まれたものでした。

寄宿学校に行くこととなり、何もしたくなくても“何もしない”ということができなくなるクリストファー・ロビンプーに、

「僕の代わりに“何もしない”をやっていてね。」と頼んでいたのです。

 

プーはそれから何十年も経った今も、その言いつけを守っていたのですね。

 

そういうことを知るとまた違った見方ができるように思いませんか?気になった方はぜひアニメ版のくまのプーさんも観てみてくださいね~!

 

実写化の功罪(?)

 

今作では100エーカーの森の仲間たちを少し薄汚れたデフォルメで、森自体も彩度のないどこかさびれた様子で描いています。

 

これは大人になり、社会の荒波に揉まれる中で少年の心を失ったクリストファー・ロビン心の中を表すようでいいなと思いましたが、アニメ版のプーに自分は可愛さを感じていたんですよね。

 

アニメ版のハチミツは黄金色に輝き、トロトロとしていてすごくおいしそうなのに、今作では少し色のついた水飴のように描いており、青っぱなのように見えたのです…。

 

なんでもかんでもリアル志向にしたらいいわけじゃないと、そう思ったのは自分だけですかね…。

 

最後に

 

今回、自分は字幕で見てみたため感想には書かなかったのですが、字幕で見た理由に吹き替え版予告を観て、クリストファー・ロビン役の堺雅人さんあまりにも堺雅人堺雅人した吹き替えをしていたので見る気を失ってしまったことがあるんですよね…。

 

プーの声自体はアニメなどでよく吹き替えされた声を聞いていたのでしっくりくるのですが…。

 

でも観ず嫌い、聞かず嫌いというのはもったいないですよね…。だからまたレンタル開始したら借りて吹き替えを観てみようと思います!

 

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