こんにちは、とあるです!
今回お話しするのは、アーノルド・シュワルツェネッガー出演の映画、
『キリング・ガンサー』
(C)2016 WWKG PRODUCTIONS, LTD.ALL RIGHTS RESERVED
(C)2017 WWKG, LLC ALL RIGHTS RESERVED
です!!!
2018年12月19日からレンタルを開始した本作。
その数日前にはバイト先に入荷されてきていたのですが、ジャケットを見た瞬間にある不安を感じつつも面白そうだなと感じたので、初日に借りて観てみました!
ある不安については感想&レビューの項でお話ししますので、まずはストーリーの概要や予告動画からどうぞ!
この記事の目次
- ストーリー
- 予告動画
- ネタバレ
- 感想&レビュー
- 笑いっぱなしの93分
- 大物俳優をジャケットに
- シュワちゃん七変化
- 最後に
ストーリー
新進気鋭のヒットマンのブレイクは、世界最強の殺し屋と言われるガンサーを倒し、その座を手に入れようと、各国から個性豊かな凄腕の殺し屋たちを集めて打倒ガンサーのチームを結成し、追跡を開始する。
そんなブレイクたちに対してガンサーも猛反撃。
次々と仲間が倒されていく中、ブレイクは何とかガンサーのアジトを突き止めるが……。
映画.comより
予告動画
ネタバレ
※この項を飛ばして感想&レビューが読みたいという方は、
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感想&レビューを読む
暗殺者ブレイクは、伝説の暗殺者ガンサーを殺害する模様をドキュメンタリーとして撮影することで、自身の名を上げようと企みます。
そこで全国の暗殺者に招集をかけてみたところ、
- 通称「ドカンドカン」、爆発物担当のドニー
- 悪夢と呼ばれた暗殺者ラフマットの娘サナ
- 人付き合いの苦手な技術担当ゲイブ
- ブレイクの師アシュリー
- 義手の暗殺者イザット
- 毒殺者パク
- ロシアの獣ミアとバロルドの姉弟
- ブレイクの元相棒マックス
の9人が彼の考えに賛同しました。
彼らはとある倉庫で決起集会を行いますが、アシュリーは倉庫を訪れる前に心臓発作で入院してしまい、倉庫には来ることが出来ません。
彼はそのまま帰らぬ人となってしまいました。
ブレイクたちはさっそく作戦を開始し、マックスが持参したガンサーについての情報入りUSBを使おうとします。
しかし暗殺作戦を事前に知っていたガンサーの狙撃により、USBは破壊され、マックスもその命を落としてしまうのでした。
完全に出鼻をくじかれたブレイクは偽の暗殺依頼をガンサーに持ちかけて、ターゲットの始末に現れた彼を蜂の巣にする作戦にシフトチェンジ。
町の武器屋で装備を整えた彼らは、ターゲットとして指定した人物がいるビルのそばでガンサーが現れるのを待ちました。
しかしこれも失敗。
ターゲットを華麗に暗殺したガンサーは駆け付けたイザットをも殺害したのち、姿をくらませてしまうのです。
それでもブレイクたちはめげません。
ガンサーとの交戦中、彼の太ももを撃ち抜いたというサナの情報をもとに、パクが直近の通信電波を傍受した結果、ある男が町の診療所に電話していたことが判明するのです。
ブレイクたちはその男をガンサーと断定するとすぐさま現場に急行しました。
ドニーが彼のものと思わしき赤い車に爆弾を仕掛けます。
しかしその後、診療所から出てきた男が車に乗り込むタイミングで起動したにも関わらず、路地に止めてあった赤色の車以外の全ての車が爆発してしまいます。
残った赤い車を調べたパクがトランクの中に入っていたヘビに噛まれて死んでしまったことで、暗殺計画は三度目の失敗に終わりますが、そんな彼らの様子を見届けたかのように現場から一台の青い車が走り去っていきます。
その車内に真のガンサーがいると考えたブレイクたちは、持てるだけの火力を使って車を止めにかかり、ついには車の爆破に成功しました。
ブレイクの考えた通り、車内には運転手とガンサーのものとみられる2人の焼死体がありました。

ようやく達成したガンサーの暗殺。
達成感に浸るブレイクたちは祝賀会を開き、酒の入った皆は思い思いに夜を楽しみます。
ブレイクは酒場の女と、ドニーはサナと一晩を共にするといったように。
しかし翌日、彼らの泊ったホテルにはミアとバロルドの死体がありました。
誰もがガンサーの仕業であることに気付きました。
彼は死んでなどいなかったのです。
すぐさま作戦を再開しようにも、ドニーを行いを知ったラフマットが彼を殺そうと追いかけ回したりして、既にチームはバラバラ。
望みを無くしたブレイクは逃亡中のドニーから忠告を受けて、渋々リサにコンタクトを取ります。
リサというのはブレイクが忘れるべき過去として考えている元カノ。
彼女はブレイクと別れたのち、ガンサーとも付き合っていたことがあるため、何か情報を持っているはずとドニーは考えたのです。
ブレイクがリサにコンタクトを取ったあと、老齢のため亡くなったアシュリーの葬儀が開かれました。
会場が悲しみに包まれる中、彼の棺は静かに埋葬されていきますが、突如爆発。
ガンサーが仕組んだと見られるこの事件により、参列していたゲイブまでもが命を落としました。
悲しみに暮れ、自暴自棄になるブレイク。
彼が自宅で自堕落な生活を送っていると、リサがガンサーが住むアジトの住所を書いた手紙を届けに来てくれました。
その後、ドニーとサナの間に子どもが出来たことを知ったブレイクは、後にも引けぬ状況に覚悟を決め、単身ガンサーのアジトに乗り込むことにしました。
ブレイクがアジトに潜入すると、ガンサーは銃で彼を歓迎します。
それによりなかなかガンサーを追い込めないでいたブレイクですが、なんとそこにドニーとサナが救援に駆け付けてくれました。
次第にガンサーを追い詰めていった3人は、突き当りの部屋にタイミングを合わせて突入します。
しかしその部屋にガンサーの姿はなく、代わりにあったスクリーンがありました。
それには今まで撮影班が撮った動画を改変したものが流されています。
ふと振り返った3人の前には大勢の見慣れぬ撮影班と、伝説の暗殺者であるガンサーの姿が。
彼曰く、ブレイクたちが企てた暗殺ドキュメンタリーを壊していくドキュメンタリーを撮ることで、自身の強さを確立しようとしていたというのです。
ガンサーは最後に、町の武器屋の主人や、酒場の女性に変装してブレイクたちをずっと尾行していたことを打ち明けると、ドキュメンタリーにふさわしい結末を2つの中から選ぶ権利を与えます。
1つは暗殺業を辞めて、静かに過ごすハッピーエンド。
2つは立ち向かって返り討ちにされるバッドエンド。
ブレイクは新たな命を宿しているサナとドニー、そして今まで共に修羅場を潜り抜けてきた撮影班を帰しました。
しかし自身の判断については決めかねています。
するとガンサーは人質に取っていたリサをその場に呼び出しました。
元カノとはいえ、今でも愛しているリサの命と暗殺。
これにはさすがのブレイクも暗殺の意思を捨てざるを得ず、リサの命を選びます。
解放されたリサをしっかりと抱きしめたブレイク。
しかし彼は不意を突いてガンサーに襲い掛かりました。
ガンサーはそんなブレイクをボコボコにしますが、アジトに駆け付けるパトカーのサイレンを聞いた途端、ヘリに乗って逃げていきました。
その後、アジトに取り残されたブレイクがどうなったのかは誰も知りません。
幾日も過ぎ、ドニーとサナの間には子どもが生まれ、リサも新しい男性と再婚。
ガンサーは殺し屋稼業を引退し、オーストリアに新しく建てた豪邸でのんびり気ままに暮らしています。
しかしある時、ガンサーがドキュメンタリーの最後の部分を撮っていると、後ろからこそこそと忍び寄る男が。
ガンサーはその男に撃たれて殺されてしまいました。
彼を殺したその男は行方が分からなかったブレイクでした。
ブレイクはついに悲願を達成し、大喜びでカメラに自慢します。
しかしその喜びもつかの間、ガンサーが自らの体に巻いていた時限爆弾が爆発し、巻き込まれたブレイクは命を落としてしまうのでした。
のちにオーストリアの警視がこの事件についての会見を開きます。
すると会場にいた記者の一人が現場に置いてあったカメラの公開について、質問を投げかけました。
警視はその情報が未公表のものだとしたうえで、確かにカメラは存在すると答えます。
記者に変装していたのはガンサー。

彼は会場を撮影していたカメラに向けて、ニヤリと笑いました。
感想&レビュー
笑いっぱなしの93分
本作を観たのは電車の中だったのですが、ずっと肩を震わせて笑っていたのでちょっと変な目で見られてしまいました…でもそんなことなど気にならないくらい面白かったんです!!w
本編93分のうち、10分でも笑わないシーンなんかあったかな??ってくらい各所に笑いが散りばめられていてダレないし、その数もちょうどよくてストーリーを楽しむうえでも邪魔にならない。
ガンサーに挑む暗殺者もまた個性的なメンバーばかりで、若干ミアとバロルドの姉弟の影が薄いかなー?とは思うものの、みんなそれぞれ違った良さを持っていました。
自分のお気に入りはアシュリーですね。なんのためにこのキャラを作ったのか…と思ってしまうような、彼に対する監督のあまりにも酷い扱いにはブラックなユーモアを感じます。
不謹慎かもしれないですけど大好きですこういうの。
大物俳優をジャケットに
宣伝では大物俳優の名前を大々的にアピールしているにも関わらず、
○○○○出演!!!
という表現がなされている場合、主人公を演じる俳優の知名度不足や作品としての出来の悪さを、
大物俳優のネームバリューによって補っている場合が多いんです。
今までお話しした映画では『沈黙の大陸』がそれにあたります。
この作品は悪質でした。ジャケットではスティーブン・セガールとマイク・タイソンが向かい合っている構図を取っているため本編では彼らの因縁の対決が描かれるのかと思いきや、中身は中国人通信業者のお話し。その話も中国スゴい!!な内容で、2人の争いなどは本編開始からものの数分で終わってしまうのです。
話を戻して、本作『キリング・ガンサー』でも主役ではないシュワちゃんをジャケットにデカデカと映しています。アーノルド・シュワルツェネッガー出演!とも書いてあるし、
あぁ…これちょっとしか出んやつだ…。
と借りる前から分かっていました…前書きに書いたある不安とはこれのことですw
事実、シュワちゃんは本編残り20分のところでやっと出てきますし、ジャケットから期待できそうな激しいアクションもなし。でも前項に書いた通り、それでも面白かったんですよね。
シュワちゃんのアクションを期待した人には肩透かしだったかもしれませんが、自分としては
彼抜きでもバッチリ楽しめる作品だったと思います!
シュワちゃん七変化
本編ではちょっとしか出なかったシュワちゃんですが、その短い間には変装の達人ガンサーとして様々な格好をする彼を見ることが出来ます。
ブレイクたちを返り討ちにするシーンではお洒落なスーツを身にまとっており、ある時はブラウス姿だったり、はたまた部活動の顧問や農園主なんてものも。
まさにシュワちゃん七変化。
いろんな姿の彼が観られたのは良かったですねー。
少し話は変わりますが、ラストでは殺し屋稼業を引退したガンサーが作った「My Own Teams」なる歌が流れます。もちろんガンサーを演じたシュワちゃん自身が歌っているのですが、
これがまたお世辞にも上手いとは言えず…。
しかし味のあるものとなっているので、聴いてみたい方はぜひ観てみてくださいw
最後に
観る前の不安はどこへやら、観終わった途端に友達に勧めちゃったほど自分のツボにどストライクだった本作。
しかし映画レビューサイトFilmarksではなかなか厳しい評価が下されているみたいですね…。
でも自分は今年観た映画の中では『ボヘミアン・ラプソディ』に次いで良かったと胸を張って言えるので、
まだ観ていないけど記事を読んで気になった!と思われた方はぜひ観ていただけたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!