当ブログでは2020年10月29日投稿、更新分の感想記事より、あらたに「満足度評価」の掲載を始めました(↓こういうやつ)
トータル満足度:6.0
⭐⭐⭐⭐⭐⭐

評価 :6/10。
点数+レーティングスターの併記で表すこの評価は、映画を鑑賞後に感想記事を読みにこられた方が”書き手の視点”をまず捉えるための、また未鑑賞ながらに観ようか迷っている方へのシンプルな指標として機能させていきます。
よくある「評価」だけの表記でないのは、たいして数も観てきていない一般人がバッサリと点数を下すことにおこがましさを感じたため。あくまで「自分、ソレガシの感性的にはよかったですよ/うーん…でしたよ」という、ひとつの意見として伝えていけたらいいですね。
以降は満足度評価の見方と内訳となる5つの観点、その基準や詳細を紹介します。
この記事の目次
- 満足度評価の見方
- 5つの観点の見方
- ストーリー
- 演技
- 企画・アイデア
- 演出(映像・音楽)
- エモーションの震度
- 最後に
満足度評価の見方
まずは満足度評価の見方です。
この評価は5つの観点(各2.5点満点)を合計し、5で割り、それに2をかけた0.5点刻みの10点満点。2をかけた結果が5.2などの場合は5.0に、5.4の場合は5.5になります。

ざっくりいうと、6.0以上が観てよかったもの、なかでも8.0以降はかなりの良作と感じた作品。5.0以下は自分の感性・知識では「うーん…」だったものです。
5.0もあればよさげにみえますが、じつは5.0は可もなく不可もなく、思ったことも語りたいこともない作品だったりするので、やはり6.0以降が良作の類いに。逆に計算上はダメダメでも愛おしい駄作なども存在するので、そこらへんは文から読みとっていただければと思います。
5つの観点の見方
満足度評価の内訳となる5つの観点とは「ストーリー」「演技」「企画・アイデア」「演出(映像・音楽など)」「エモーションの震度」の項目のことです。
ストーリー
これは扱っているテーマと物語のマッチ度や、それを描くための脚本、その整合性が点数となります。
よかったら3.0以上、ぐちゃぐちゃだと感じたら2.0以下…ヒューマンドラマ系ではここをシビアに考えますが、逆にストーリーなどないに等しいホラー系では2.5=フツーという点数にすることが多くあると思います。
演技
出演しているキャストの演技をみます。
頑張っているなと感じる、または心を動かされた演技なら高い点数に。棒読み、キャラと合ってないと感じたら低い点数にします。
生まれも育ちも日本という僕の生い立ち上、邦画のほうが演技の機微を感じやすいためにシビアな見方をしがちかと思いますがご了承を。
企画・アイデア
企画性、アイデア性を重視します。
展開やギミックに新鮮さを感じたものや「よくこれを映画化したな!」と思わされたものは高い点数に、想像の域を超えなかったもの、悪い意味でデジャブを覚えてしまったら低い点数になりがちです。
演出(映像・音楽)
挿入される音楽のひとつで涙が止まらなくなる映画があります。この観点ではそれらを「演出」として括り、捉えます。
シーンにぴったりな音楽、物語に深みを与える映像があった作品には3.0以上をつけるのに対して「ここ、監督はかっこいいと思ってやったんだろうけど…」と冷めてしまうような演出、蛇足的な演出には2.0以下をつけます。
エモーションの震度
「世間の評価は悪いけど、自分にはめちゃくちゃ刺さったんだよな…」という作品を持つ方もいると思います。この観点ではいわゆる「ブワァァァッ!」ときたかどうかでみます。
そのほかの観点に由来しない「なんかスキ」を項目にした観点。僕はB級映画好きであるため、そういう映画への肩入れとしての意味合いでも取りいれちゃっている節があります。
最後に
ざっとこんな感じです。
内訳とかいって厳密に採点しているのかと思えば、そんなことはまったくない個人的な満足度の紹介。冒頭でも書きましたが、その作品を鑑賞済みの方は”書き手の視点”を捉えるために、未鑑賞の方は話半分にでも鑑賞の判断に使っていただければと思います。
それでは今回はこんな感じで。ありがとうございました。