ネタバレ&感想!映画『デビルシャーク』はゲロで話の茶を濁すZ級カルトムービー!

© 2015 Wilde Eye Releasing & Princ Films, inc

こんにちは、映画ブロガーのとあるです!

 

今回は一部のB級映画好き、またサメ映画好き界隈の中でカルト的な人気を誇っている映画、

 

デビルシャーク

 

デビルシャーク

© 2015 Wilde Eye Releasing & Princ Films, inc

 

について、お話します!!

 

プロフィール欄にリンクも貼っている通り、Twitterでは映画アカウントを持っている僕(@kanpyomaki_mgmg)

 

同じく映画ブログを運営されている方やB級映画好きの方を中心としながらも、割と雑多にフォローして楽しく使っているのですが(よかったらフォローしてね)

 

去る2019年7月27日、TLでは妙~~~な活動が多く散見されました。それは何かと言うと…

 

サメ映画好きたちが各々好きなサメ映画に投票し、人気ランキングを決める“サメ映画総選挙”。

 

会場での投票の他にネットによる期日前投票も行えるなど、コアな企画の割に機能の整ったこの選挙では総得票数291票を集め、

 

1位に最近、地上波で紹介されたりして世間での知名度も上がっているシャークネード カテゴリー2が、2位にジェイソン・ステイサム主演で人気を集めたMEG ザ・モンスターが、

 

そして3位に今回お話しするデビルシャークと、同率でフランケンジョーズがランクインする結果となったようです。

 

1、2位はまぁ…あらかた納得できる内容だとして(といっても世間の目からしたら十分コアだけど…)、気になったのが3位。

 

映画垢をやっていると度々デビシャ、デビシャと呼ばれて異様な人気を博している様子を見ますし、以前はDVDパッケージの観察日記をつけ始める異常者物好きまで見受けられたんですよね。

 

はてさて7位にサメ映画の代名詞ジョーズを抑えてランクインし、一部界隈からカルト的人気を誇るデビルシャークとは一体…?

 

以下、興味本位で観て苦汁をがぶ飲みすることとなった映画ブロガーの鑑賞後の感想、評価となります。

 

「あらすじネタバレ、結末が知りたい!」という方には詳しい解説も乗せておきましたので、用途に分けて読んでください!

 

それではまず、作品情報から…どうぞ!!

 

作品情報

主なスタッフ

 

監督、脚本:ドナルド・ファーマー

・アクション、スプラッタホラー映画を主に製作。2019年には自身の作品Cannibal Hookersをセルフリメイク。

 

撮影、編集:ジェミー・ニコルス/音楽:トニー・プロファー/SFXメイク:リック・ゴンザレス

 

主なキャスト

 

アリ:アンジェラ・ケレック

・日本で公開された映画の中ではアンソニー・ホプキンス、コリン・ファレル出演のブレイン・ゲームや、ハンガー・ゲーム2などに出演(クレジット表記は無し)

 

マイケル神父:ボビー・ケレック

エミリー:チャニング・ドットソン

 

ローレン:マディソン・コーニー/リンダ・ブレア:クリスティー・モリッツ/ナンシー:ロニ・ジョナ

 

ストーリー

 

邪教に魅入られた修道女が召喚した悪魔。それは凶暴で巨大なホオジロザメに憑依。次々と漁村の人々に襲いかかった!血に染まる海―。

さらに鮫に噛み殺された犠牲者も、牙を生やした怪物に変異。平和だった村は、何処にも逃げられない地獄と化す!

そんな時、一人の男が村にやってきた。彼こそが最後の希望、エクソシスト=悪魔祓い師であった…。

 

『デビルシャーク』ジャケット裏紹介文より

 

予告動画

 

『デビルシャーク』 予告編

 

ネタバレ、結末

 

※この項は映画デビルシャークのあらすじを結末までネタバレしています。(所要時間:約1分半ほど)

※感想を読みに来たという方は以下のボタンを押してください⇒⇒⇒感想を読む

 


 

13人の少女を虐待死させ、逃亡中の修道女リンダ・ブレア。

 

世界への復讐を望む彼女はとある湖にて出会った女性を惨殺すると、その肉体を贄としてサメの悪魔に復讐者を授けるよう願います。

 

それから一年後のこと、その湖にエミリー、アリ、ローレンという3人の姉妹が遊びに訪れました。

 

エミリーたちはシートを敷いて日光浴を堪能するも、彼氏と音信不通になったことに気が気でないアリは彼女らと離れ、水浴びへ。しかしこの時、既にリンダの祈祷は成功していたのでした。

 

© 2015 Wilde Eye Releasing & Princ Films, inc

 

アリは水中に潜むサメの悪魔に噛みつかれて救急搬送されるも奇跡的に回復。その後は悪魔が体に乗り移ったかのように人をたぶらかしては湖に誘い出し、殺人を繰り返すようになってしまったのです。

 

地元警察は死体にサメによる咬傷が見られるのを元に捜査を始め、湖は公園管理局によって封鎖されますが、被害は後を絶ちません。

 

その頃には湖に忍び込んだ超常現象番組の司会者ナンシーや若者がサメの悪魔に精神を乗っ取られたり、襲撃される事件も多発していました。

 

そんな中、教会のマイケル神父は事件の被害に遭った弟の訃報を聞いて調査を開始すると、「最初の被害者アリに悪魔が宿っているのでは?」という疑念を持ち始めます。

 

マイケル神父は後にエミリーと接触し、彼女と共にアリが向かったという遊園地内を捜索。するとそこで浮気デートを楽しんでいた彼氏に鋭利な歯で噛みつくアリの姿を発見します。

 

© 2015 Wilde Eye Releasing & Princ Films, inc

 

すぐさま彼女を拘束して悪魔祓いの儀を行うマイケル神父。しかし儀式を行うには彼の技術は未熟で、悪魔の力は余りに強大でした。

 

例え我が身が乗っ取られようともアリを悪魔から解放したい…そう考えたマイケル神父は悪魔と交渉して、自身の体に悪魔を宿すことに。

 

それでも聖職者である彼を凌駕した悪魔の力はマイケル神父を唆し、神父はエミリーに噛み付いてしまうのでした。

 

© 2015 Wilde Eye Releasing & Princ Films, inc

 

数日後、湖のヨットハーバーでくつろぐローレンの元にヨタヨタと元気なく歩くエミリーがやってきます。

 

かつてのアリのように水に対して異様な執着を見せ、湖に飛び込むエミリー。心配してあとを追ったローレンは水面から飛び出すサメの悪魔に襲われてしまうのでした。

 

スポンサーリンク

感想

人間としての尊厳を踏みにじる酷さ

 

ちょっとこれは…これは凄いものを観てしまったのかもしれない。とても酷い。

 

深淵に潜むこの作品を興味本位で覗いてしまった自分は逆に深淵よりこちらを覗くサメの存在に驚き、思わず身震いしてしまいました。

 

ヘビに睨まれたカエルならぬ、“サメに睨まれたとある”といったところでしょうか。これが一部のサメ映画好きたちが集って奉るZ級カルトムービー…恐ろしい。

 

序盤から急展開過ぎる修道女の行動に対し、その原因を語ることなく先に進んでしまうストーリーには初っ端からツッコみたくもなりますが、

 

そこは上映中はお静かにというドナルド・ファーマー監督からのメッセージだと勝手に解釈して観進めました。

 

しかしサメの姿をした悪魔(そもそもサメの姿をした悪魔って何?)脚を噛まれただけの女性が何故か盛大に吐血していたり、

 

無駄に女性ばかり出てくるこの作品の中で1番の美人であろうローレンが1番の大根役者に感じられたり、

 

中盤から話の本筋とは関係ないゲロ吐きシーンばかり写されるようになったりすると、酷すぎてそう解釈しなくとも閉口してしまうように。

 

肝心のサメも総出演時間は1分程で、ショボ過ぎるCGをヘビーローテーションに使い回したインサートでの登場と緊迫感のカケラもありゃしません。

 

モブ男のランニングシーンにすら負ける尺の短さ。例に漏れずその男すらゲロを吐かせてくる監督にはこの映画で描きたかったのはむしろゲロの方なんじゃ??とすら感じてしまいました。

 

デビシャ鑑賞者に人間としての尊厳なんて存在しないんですね…。

 

味わい深い虚無

 

以前、デビルシャークを評するツイートで“虚無”って言葉を見かけたことがあります。

 

何も存在せず、むなしいこと。空虚であることを示すこの言葉。

 

でもパスカルも示した通り、やっぱり人間って“考える葦”なんですね。何も無いような所から何かを見出す想像力がある。

 

確かにデビシャは酷い作品でした。議論するまでもなくZ級の映画であることに間違いはないと思います。

 

でもゲロの描写には余念が無かったし、修道女にリンダ・ブレアって名前をつけるしょうもねぇ小ネタ(『エクソシスト』の主人公役の女優と同名)もある。漫然としたカメラワークも観るに耐えないことはありませんでした。

 

冬のソナタのなり損ないみたいなヤツやサメ襲撃時の単調過ぎるBGMもリフとしては異様に耳に残るサウンドでしたし、そして何よりナンセンス文学のような不条理過ぎるストーリーがクセになる。

 

殺害した女性を贄に捧げた修道女リンダの祈祷→(中略)→変質者に襲われる女性の叫び→水面から現れる女性(恐らく贄とは別人)のリンダ襲撃って展開には、

 

意図的なのか分からないけどミスリードさせられたし、何回も巻き戻して事実を確認しました。ここに関しては考察のしがいがあって、まさにスルメのような味わい深さを感じてしまいました。

 

Twitterとか、こうやってブログとかで映画の感想を書いてると、時たまマジで何の言葉も浮かばない作品があるんですよね。

 

でも虚無と呼ばれるデビシャについてこれだけ書けるってことを考えると、きっと僕はこのデビルシャークの持つ魅力に憑り付かれてしまっているんだろうなぁ…と感じるのでした。

 

スポンサーリンク

評価、まとめ

 

開始早々のいきなり過ぎる展開が深堀りされていないのはもちろんのこと、特に物語の主軸とも関係のないストーリーや唐突なゲロ吐きで話の茶を濁されたようにすら感じる本作。

 

サメの登場シーンが1分程度に過ぎないというのには驚きましたが、耳に残るBGM、雑過ぎて逆に考察のし甲斐がある内容など不思議な魅力の詰まった作品でした。

 

まさにカルトムービー。これはきっと新たな被害者を生み出し続けるでしょうね…。

 

ということで映画デビルシャークを点数にして評価するならば…

 

とある
とある

39点!!

 

といったところでしょうか??

 

Z級として持て囃されている作品(?)なだけに0点とかの方が良かったのかもしれませんが、僕はこの粗い作りを結構楽しんじゃったクチなので中途半端な点数に…。

 

うーん…僕の点数評価はもう誰の参考にもならない気がしますね(-_-;)

 

デビシャ観たよ~ってツイートした時にフォロワーさんから「『フランケンジョーズ』も観なよ。」と言われたので、そちらもいつかまた観てみたいと思います!w

 

それでは今回はこの辺で。本記事に対するご意見、ご感想はコメント欄によろしくおねがいします。ではでは。

 

…悪魔万歳!

コメント